66愛媛県150年の歴史を未来へ繋ぐ新商品企画開発プロジェクト

更新日:2026/04/28


更新日:2026/04/28
FUTURE
当社は、創業320年以上食のサプライチェーンを支えてきた食品卸企業です。 生産者からメーカー、飲食店、量販店までをつなぐ“地域のインフラ”として、仕入・営業・配送・保管・加工まで一気通貫の体制を持ち、食を中心とした中小企業と地域社会を支える存在として進化を続けています。
近年は「卸売業の深化」を掲げ、 営業・仕入れの強化による一次情報の獲得 ・情報問屋としての価値創造 ・配送サービスの洗練 ・デジタル活用によるオペレーション改革 を進め、320年企業としての歴史と未来を両立させる企業変革に挑んでいます。

この言葉を軸に、当社は “地域社会のあり方を見せ続ける会社” となる未来を描いています。
生産者・メーカー・消費者がともに豊かになる市場構造をつくり、中小企業同士補完し合う新しいエコシステムを構築する。 そして、INTEGRITY(人としての在り方)を大切にしながら、資本主義社会の中でも誠実さと本質で勝負できるモデルを体現する。
「地域から世界へ発信できるローカルコングロマリット」の萌芽をつくり、次の時代へバトンを渡す企業を目指しています。
PROJECT
当社の子会社である、株式会社ヤマサン興産のプロジェクトです。地方に根ざした事業会社グループが保有する約45物件(ペンシルビル・賃貸マンション・アパート・駐車場など)を対象に、グループ全体の不動産戦略のプロジェクトです。
これまで不動産賃貸事業は「事業」として議論されることがありませんでしたが、グループ全体の財務健全化を図るにあたり、保有資産の最適化が経営上の最重要テーマとして浮上しています。物件管理・売買実務は既存の専門会社が担っているため、本プロジェクトに参画いただく方には戦略立案と意思決定支援を担っていただく予定です。
単体物件の損得勘定ではなく、グループのPL・BSを起点とした会社最適の視点で、保有不動産ポートフォリオ全体を整理・再設計することを目指しています。
具体的には以下の状態の実現を目指します。
物件ごとの収支・借入・担保状況が一元的に「見える化」されている
各物件について「残す/売却を検討する」の判断軸と根拠が明確になっている
経営者が自信を持って意思決定できる判断材料が揃っている
キャッシュフローの構造的な改善に向けた優先アクションが描けている
① 収支の不透明性 物件別の収支把握ができておらず、グループ全体の総額PLしか見えていない状態。どの物件が収益を生んでいて、どの物件がキャッシュを毀損しているかが不透明であること。
② キャッシュポジションの逼迫 資産管理会社(ヤマサン興産)のキャッシュ保有が低いため、毎年の税金支払いタイミングで資金繰りに支障が生じている。
③ 老朽化物件の判断難 築年数が経過した物件が多く、今後の修繕費用を織り込んだ上でのホールド・売却判断ができていない。建築費高騰・地方人口減少という相反するマクロ要因の中で、合理的な判断軸が存在しない。
④ 借入・担保構造の複雑性 借入金融機関が物件ごとに異なり、複数物件を束ねた借入・根保証が混在。一部物件は事業会社の担保にも組み込まれており、全体像の把握・整理に専門的な知見が必要。
Phase 1|現状把握・情報整理
全物件の収支状況のヒアリング・数値整理(賃料収入・管理費・修繕履歴・借入残高・担保設定状況など)
借入・根保証・担保の構造マッピング
グループ全体のPL・BSにおける不動産事業の位置づけ把握
Phase 2|分析・ポートフォリオ評価
物件ごとの収益性・リスク評価(老朽化度・立地・稼働率・残存耐用年数など)
会社全体のキャッシュフロー・財務構造を踏まえた「残す物件/売却検討物件」の仕分け
ホールド・売却それぞれのシナリオ試算
Phase 3|意思決定支援・アクションプラン策定
経営者への報告・合意形成(論点整理・判断材料の提示)
売却優先順位とスケジュール感の提示
キャッシュフロー改善に向けた中期アクションプランの策定
スコープ外
日常的な物件管理業務(既存管理会社が対応)
売却・購入の実務仲介(地元・金融機関系不動産会社が対応)