若鶴酒造の挑戦を共に創るDX/AI推進プロジェクト

更新日:2025/06/26


更新日:2025/06/26
FUTURE
青森の海とともに、私たちは生きてきました。当社は、創業以来55年にわたりホタテを中心とした水産加工業を営んできた企業です。現在、従業員78名、年間売上約40億円を誇る、青森を代表する地域密着型の加工メーカーのひとつです。私たちの主力製品であるホタテは、青森の豊かな海と、そこで育まれた独自の加工技術によって仕上げられています。特に「旨味を閉じ込めるボイル加工技術」は、青森の熟練職人によって受け継がれてきたものであり、単なる一次産品にとどまらず、唯一無二の「味わい」と「価値」を創り出しています。現在は青森産だけでなく北海道からも原料を調達し、二つの産地の特性を活かしながら、より高付加価値な製品づくりに挑戦しています。
またホタテに加え、青森で水揚げされるナマコも重要な柱となっており、こちらも全国的に高評価を受ける商品へと育て上げてきました。これらの事業を支えるのは、青森県内に点在する27カ所の加工所と、現場で働く熟練の職人たちの存在です。
しかし今、業界は大きな転換期にあります。水産資源の減少、原料価格の高騰、そして気候変動による水温上昇など、実際、ホタテに関しては海洋保護の観点から養殖の出荷制限がかけられており、生産量の大幅な増加は難しいのが現状です。
このような状況の中で、当社が見据えているのは、「量ではなく、価値で勝負する100億円企業」への進化です。
これまで捨てられてきたホタテの貝殻を活用し、環境負荷を抑えた天然由来の洗浄剤や土壌改良剤といった新たな事業領域の創出に着手しています。これは単なる副産物の活用ではなく、地域資源の価値を最後まで高めることにも繋がります。
また、国内市場の限界を見据え、海外販路の開拓にも本格的に乗り出そうとしています。現在、海外売上は全体の数%程度にとどまっていますが、北米や東南アジアの富裕層市場を中心に、自社ブランド製品を直接販売する体制を構築することで、販路の多角化と粗利の向上を両立していきたいと考えています。さらに、これまではOEMや業務用中心だったビジネスモデルから脱却し、山神のホタテ=プレミアムシーフードというブランド認知を獲得するべく、ブランディングと商品設計にも本格的に取り組んでいきたいと考えています。
100億円という売上目標は、単なる数字ではありません。それは、「青森という土地に根ざしながら、世界市場で勝負できる一次産業のモデルケースを築く」という私たちの意志の表れでもあります。

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PROJECT
ホタテを中心とした当社製品に込められた技術力・産地の物語をブランドとして体系化し、「価格競争ではなく、価値で選ばれる」商品を確立することを目的としたブランディングプロジェクトです。特に青森と北海道の二元原料調達、青森の伝統的なボイル加工技術といった独自性を強みに、高級ギフトやD2C市場でのプレゼンスを高めていきます。中長期的には、加工量を増やさずとも粗利額の増加と市場シェア拡大を同時に達成することを狙いたいと考えています。
【課題】
現在はOEMや業務用販売が中心で、自社ブランドとしての認知やファンベースが弱い状態にあります。また、高付加価値商品で勝負するには、商品設計・ネーミング・ストーリーテリング・パッケージデザイン・販促施策まで統合的に取り組む必要がありますが、社内に専門的なマーケティング・クリエイティブ人材がいないため、これらを外部と連携しながら立ち上げる体制が必要だと考えています。
【業務内容】※面談を通じてすり合わせさせてください
・ブランドアイデンティティ/ポジショニング再設計
・商品ライン(加工品・ギフト)の開発ディレクション
・オウンドメディア・SNS・体験イベントによる認知拡大
・ECプラットフォーム運営とCRM設計(LTV最大化)